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鬼が笑うかもしれないRPAカオスマップほか - ディレバン・メンバーの気になるWebサイト(2019年11月)

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ディレクターバンク(略してディレバン)の烏田です。ディレバン・メンバーが独自の視点で、いま気になるWebサイトやアプリをご紹介している連載『気になるWeb』第5回をお届けします。

選択基準は、シンプルにそれぞれが「いま気になっている」ということ。その時々の、個々が感じているデジタルマーケティングのトレンドなどが反映されているかも(いないかも)? さて、今月は…。

※()内は、紹介者です。

 

コストカットされるマーケ、されないマーケ(棟近)

マーケ部門は、なぜいまもコストセンター扱いされるのか?

マーケ部門は、なぜいまもコストセンター扱いされるのか?
https://digiday.jp/brands/marketing-equals-overhead-marketing-still-still-cost-center/

私が大学生の頃、文系の大学生が企業に就職する際、人気だった部署というのは「マーケ」や「広報」だったような気がする。特に「マーケ」は会社のお金を派手に使える部署のイメージがあった。

一方で、経営にとってはその必要性を感じつつも、そんな「マーケ」部門をコストセンターとみなしている風潮は今も強い。
なので、業績が悪化した際には、真っ先に「マーケ」部門のコスト削減が行われることがよくある。

このレポート記事では、業績が悪化した時にコストカットされる「マーケ」業務と、されない「マーケ」業務の例をそれぞれ挙げながら、その違いを「業務と増益との関係を示すことができるものかどうか」だと、ある経営者が述べている。

「マーケ」も「デジタルマーケ」になってきた今、だいぶん業務と増益との関係を定量的に示すことができるようになってきた。

経営にとっては「デジタルマーケ」に投資しやすい環境が整ってきたと言えるし、一方で、今となっては文系学生にとってそんなに魅力的な部署ではなくなってきているのかもしれない。

そいうことで、「業務と増益との関係を紐解くことができるデジタルマーケ人材」のご要望なら、ぜひディレクターバンクに問い合わせてほしい。(
棟近

 

鬼が笑うかもしれないカオスマップ(鶴久)

【全128サービス】2019年度版のRPAカオスマップ公開!

【全128サービス】2019年度版のRPAカオスマップ公開!
https://rpahack.com/rpa-caosmap-2019

数年前から、「○○カオスマップ」という言葉を聴くようになった。
馴染みのある言葉で言うと「○○サービス一覧」とか「○○業界一覧」が近いだろう。

「サービス一覧」と「カオスマップ」の違いは、

・一覧作ってみたけど、変化が早いので、拾いきれてない情報があるかもしれませんよ。
・そもそも、この切り口やテーマ自体も近いうちに変わっちゃうかもしれませんよ。
・ピックアップされたサービスや事業者自体も変化している最中なんですよね。

こんな感じだろうか。

つまり成長スピードが早く、業界やテーマ、プレーヤー自体が変化しているので、カオスなのだ。

見方を替えると、「カオスマップ」が発表されているということは、今後の成長が期待されていることだろう。
2019年の終わりに向けて、これから色いろなカオスマップが発表されてくるだろう。
年末にかけての気になるwebである。

ちなみに、ディレクターバンク社は2019年11月5日に新しいサービス「Web担当者のためのデジマダッシュボード」をリリースした。

Web担当者のためのデジマダッシュボード」は、WebサイトやSNS運用の実績把握をするために必要な情報をGoogleデータポータルに一元化し、レポートの作成・共有のための作業工数を実質ゼロにする自動化サービスである。

2019年版のRPAカオスマップには間に合わなかったが、企業のWeb担当者やマーケターのためのRPAサービスだ。
デジマダッシュボード、来年のRPAカオスマップには掲載されているだろうか。

鬼が笑うかもしれないが、来年の気になるWebである。(鶴久

 

テクノロジー×デザインで、新たな価値を生み出すモノづくりプラットフォーム(烏田)

TRINUS (トリナス) | 技術とデザインの化学反応による驚きを

TRINUS (トリナス) | 技術とデザインの化学反応による驚きを
https://trinus.jp/

トリナスというファブレスメーカーのコーポレイトサイト兼サービスサイトです。

トリナスは、優れた技術を誇る日本の大中小メーカーと、革新的なアイデアを持つデザイナー、そしてエンドユーザーをマッチングし、コラボした製品開発および販売を行うモノづくりプラットフォームです。

自前でクラウドファンディングの機能やECを持っていて、開発した製品のテストマーケティングから販売まで、一気通貫で行っています。最近では「コミュニティ」とも称しているようです。

デザインは、特定の素材や技術を利用した製品開発のための公募コンペで募集。製品の売り上げをシェアする売上ロイヤルティモデルで、最初から「売れる」製品づくりを、関係者が意識して取り組む構図になっています。

看板商品の『花色鉛筆』が、2019年の第28回日本文具大賞デザイン部門の優秀賞を受賞。この他、1粒40分間、ずーーっとのどスッキリ!『長持続のど飴』や、抗菌作用のある素材で切り花が長持ちする一輪挿し用製品『PLANT'S JEWEL(プランツジュエル)』など、面白い機能性アイテムが生まれています。

ちょっと前まで、Webサービス開発では、技術ありきの「プロダクトアウト」ではだめで、顧客ニーズありきの「マーケットイン」でやるべしなんてことがさかんに言われていたように思いますが、このトリナスの「プロダクトアウト」のモデルが逆に新鮮というか、ぐるっとまわってデジタルとアナログが良い具合に融合して、これからの“今”な感じがして注目しています。(
烏田