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【開催報告】第8回デジマ運営勉強会「企業のSNSで有効なフォロワーを獲得するには?」

作成者: 烏田千洋|2019/7/25(木)

ディレクターバンクの烏田です。2019年7月24日(水)、ディレクターバンク株式会社主催・第8回「Web担当者のためのデジマ運営勉強会」(略して「デジ勉」)を開催しました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!

 

開催概要

デジタルマーケティングに関するホットなトピックをテーマに、隔月で開催している「デジ勉」。デジマ最前線で活躍するゲストスピーカーをお迎えして、参加者の皆様と、知恵と経験を共有していく勉強会です。

今回は「企業のSNSで有効なフォロワーを獲得するには?」と題して、様々なSNSアカウント運用実績を持つSNSディレクターの矢嶋巧さんに、企業SNSの有効な運用についてお話しいただきました。

日 時:2019年7月24日(水)
会 場:渋谷 Stocker.jp / Space(東京都渋谷区)
テーマ:企業のSNSで有効なフォロワーを獲得するには?
内 容:
1. 「Web運用代行業務のお問い合わせ・最近のトレンドご紹介」
  スピーカー:棟近 直広(ディレクターバンク株式会社 代表取締役)
2. 「これからの企業でのSNS活用術~課題を解決し顧客と繋がるファン化の仕組み」
  スピーカー:矢嶋巧 様 (SNSディレクター)
3. 懇親会・名刺交換(ワンドリンク、軽食付き)

 

新規顧客・求人とも、ほぼWebから獲得

まずは、当社代表の棟近よりディレクターバンクの紹介と、そして最近のお問い合わせ内容や実績から、デジタルマーケティングにおける市場の課題感と、プロジェクトを成功に導くポイント3つをご紹介しました。



企業SNS担当者からのInstagramキャンペーンなどSNS運用にまつわるお悩みや、新規サービス立ち上げ責任者からのプロジェクトマネジメントに関わる課題などがトレンドとなる中、デジタルマーケティングプロジェクト成功へのポイントとして、

  1. ディレクターと同じテンションで走る担当者がいる。
  2. 検討や準備に時間をかけず、小さな施策を早く試していく。
  3. 短期と中期の二軸で成果設計をする。

という3点をご紹介。課題を自分事化して、ディレクターとのチームワークで課題解決に臨む企業担当者の存在がポイントなのだということをお話しさせていただきました。

またディレクターバンクでも、自社の新規顧客獲得ならびにディレクター募集の求人を目的に、ホームページでのサービス紹介やオウンドメディア『Web担当者のための見積もり相場ガイド』運営などのデジタルマーケティングを展開していますが、その運用状況もご紹介しました。

オウンドメディアは順調に成長しており、顧客獲得の起点となっていて、直近30日の訪問者数の前年同期は384%でした。これにより、ディレクターバンクの新規顧客とディレクターは、ほぼWebから獲得。2019年のWeb経由での新規顧客獲得率は、83%です。

そんなデジマなディレクターバンクの代表取締役・棟近ですが、自身でも個人ブログを公開中です。棟近の頭の中をのぞけるようなブログで、私も愛読者のひとりですが、最近、自分でサーバーをチューニングしたところサーバーが落ちてしまったそうで、ただいま現在閲覧ができません。近々復旧予定ということですので、ぜひしばらくしたらのぞいてみていただければ幸いです。

 

SNS運用のコツ「発信者になれ」

続いて、SNSディレクターの矢嶋さんより、企業が有効にSNSを活用する運用について、良質なフォロワーの獲得と活用の仕方も交えながらお話しをいただきました。

矢嶋さんは、野菜市場での競り人から、様々な商材の営業代行を行う営業職など、幅広いコミュニケーション能力が問われる分野でキャリアを積み、現在は、個人法人を問わず様々なSNS運用のコンサルティングを行うSNSディレクターとしてご活躍中です。

ご自身も、積極的にSNSで情報発信を行っていらっしゃいますが、SNSを有効に活用する上で、まず一番大事なコトは「発信慣れする」ということ、発信慣れすることがコツだと教えていただきました。

その上で、SNS中の人にとって大事な心得は、次の通り。

  • 会社の顔と自分の顔を半々で出す。
  • 自社ブランドの「強み」を理解する(社内の「当たり前」を価値に)
  • 広告は、試行錯誤で最適化を

中の人としてのファンがつくようなオリジナリティを打ち出す投稿と、Twitterであれば、リツイートや「いいね」など他ユーザーへの積極的なアクションにより認知を向上させることで、アカウント自体がブランド化してSNSから飛び出してリアルイベントなど様々な展開につながる可能性も。

ちなみにTwitterでは、一定時間内でのリツイート数の閾値を超えるとアカウントが一次凍結されてしまうのですが、これまで矢嶋さんが手がけたSNS運用の成功事例で、この閾値を超えて約120回/時間のリツーイトを行って、アカウントが凍結されてしまったなんてこともあったとか。究極の「発信慣れ」というのはこういうことでしょうか。アカウントが凍結されてしまうのは困ったことではありますが、それほど猛烈に発信を行ったことで、成功につながったといえるのかもしれません。


企業のSNS活用術~「ググる」の次は「タグる」

一方、同じSNSでもInstagramでは、Twitterのように「数を打って質を生む」のではなく、製品など打ち出したいものの雑誌をつくるイメージで運用することが大切で、思わずコメントやDMをしたくなる世界観をつくるよう心掛けるのがポイントとのこと。

最近の情報接触の仕方として、ユーザーたちは、もはやブラウザを使わずにアプリで検索して情報を探しているというのはすでに言われていることですが、特にInstagramではハッシュタグが重要で、タグをキーに投稿を検索して、お目当ての情報にたどり着く、いわゆる「タグる」が当たり前。そのため、投稿の際は、ハッシュタグの付け方も、重要なポイントということでした。

 

今回のオルタナ・ポイント

今回のデジ勉は、企業のデジタルマーケティング担当者の方が半分、デジタルマーケティング・ディレクターを生業にされている方で半分といった参加者構成でした。

そんな今回のデジ勉のオルタナ・ポイント※は、SNS運用がテーマということで、インスタ映えで打ち出しているおしゃれケータリングを試してみたい❤ということで、それこそインスタでタグりまして、おしゃれケータリングを探したんですが、条件に合うものが見つからず実現にいたりませんでした。残念!

デジ勉は、ゲストスピーカーの貴重なお話はもちろんのこと、ゲストを交えて参加者の皆様同士でも新たな出会いを創出し、知見と経験を共有するコミュニティにしていきたい、という思いで運営されています。ぜひ、いつの日か近い将来に、特別なコミュニティ・デイとして、おしゃれケータリングで皆様をお迎えできるデジ勉祭りが開催できたら良いなと思っております。

今回ご参加くださりました皆様、ありがとうございました!

※デジタルマーケティングの新しい選択肢(オルタナティブ)を作っていく、というディレクターバンクのミッションにのっとり、デジ勉でも毎回、なんらかの新しい取り組みを行いPDCAを回しております。

デジタルマーケティングの運用でお困りのことありましたら、お気軽にご相談ください。