ディレクターバンクでご支援させていただいているWebマーケティング運用事例をご紹介。今回は「建設業界向けSaaS事業のコンテンツマーケティング支援」の事例を紹介します。
建設業界向けSaaS事業者様(BtoB)
1.Webからの新規顧客の集客を強化したい
現状実施している電話営業、DMでの既存顧客へのアプローチは継続しつつ、Webを使った新規顧客の集客を強化していきたい。
2.Webマーケティングのノウハウが社内にない
今後Webマーケティングを強化していくためにもノウハウを蓄積していきたいが、社内に知見のある担当者がいない。
1.Webマーケティングの戦略設計・活動計画策定
これからWebマーケティングを強化するための状況整理・分析、それを踏まえた活動計画や数値目標の設定を、知見のあるディレクターにサポートしてほしい。
2.Webマーケティング施策運用
Webを活用した集客のための各種施策を推進するにあたり、担当者と同じ視点でPDCAを進めるメンバーとして、ディレクション業務を支援してほしい。
峯林 晃治さん
コンテンツディレクター
具体的な支援業務内容を聞かせてください。
峯林さん:BtoBのWebマーケティング全般を支援しています。具体的には、計測環境の整備、各種広告の運用、ランディングページのディレクション、動画やコンテンツのディレクションなどです。
クライアントさまの体制は4名で、週次の定例会でKPIの状況や各施策の課題点を議論し、具体的なアクションへ落とし込んでいます。
どのような点を意識しながら業務支援に取り組みましたか?
峯林さん:業界や商材、エンドユーザーに対する解像度を高めることを意識しています。なぜならそれが、広告文やバナー、ランディングページ(LP)の訴求を検討する際に必須だからです。
たとえば、BtoBの場合、「お問合せ」などのCVは心理的ハードルが高いため、まずは「資料請求」や「ホワイトペーパーダウンロード」など、比較的心理的ハードルの低いアクションをライトCVとして設定することでCVRを高めるアプローチをとることがあります。しかし業界によっては「それすらまどろこしい」と感じるユーザーさんもいらっしゃいます。そうした方には「無料トライアル」をぶつけ、その導線をしっかりと整えた方がCVや受注につながりやすくなります。
実際の運用支援の現場で工夫した点などありましたら、教えて下さい。
峯林さん:私が一方的に提案するのではなく、現場の皆さんの意見をなるべくお聞きするようにしています。もちろん、キャッチアップは行いますが、やはりエンドユーザーであるお客様のことを理解しているのは現場の皆さんだからです。
また、定例会でそれぞれの考えをお聞きすることで、合意形成がスムーズに進みます。意外と、皆さんの意見が割れることもあります。
運営支援を開始してから、現状の成果をどう感じていますか?
峯林さん:月に数件だった問い合わせがWebマーケティングのテコ入れをすることで安定して二桁は獲得できるようになりました。
もちろん広告予算をかけていることもありますが、タグの二重計上などが改善され正しい計測ができるようになったことと、そのPDCAをまわせる土壌が整ってきたことは、クライアントさまにも成果として感じていただいています。
また、今回のクライアントさまの特徴として、チーム内にデザイナーさんがいる点が挙げられます。そのため、「施策の実装」が着実に進みます。そうしたクライアントさまのご協力もあり、少しずつですが、成果がでていると実感しています。
今後の業務支援にあたっての抱負を聞かせてください。
峯林さん:これからさらにいくつかの施策を進めていく予定です。具体的には、LPのさらなる改善に着手する予定です。また広告用のLPだけでなく、ユーザーの意思決定を後押しするためのコンテンツを開発し、Webサイトに実装していく予定です。
チームメンバーの一員として、それらを進めていきながら、データ・知見としてクライアントさまの手元に残していきたいと考えています。
コンテンツディレクター
峯林 晃治
Webディレクター、SEOコンサルタントを経て、2013年に事業会社に入社。主にBtoB領域のデジタルマーケティングに携わる。特に、リード獲得を目的とした自主調査においては7年間で累計400件以上を企画、獲得したリード数(企業の名刺情報)は延べ6万件を超える。2020年に独立。
ディレクターバンクのWebマーケティング代行では、経験豊富なディレクターをアサイン。SNSマーケティングからWebサイト集客まで、御社のWebマーケティング施策に合わせ、週1日程度の稼働から代行します。
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